「薬剤師は転職サイトを選ぶな」はなぜ?その理由と本当のメリットを解説

本記事は転職エージェント公式サービス(ビズリーチ・マイナビ・リクルート等)のプロモーションを含みます。
CAREER UP STAGEは、転職サイトやエージェントを『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説します。
「薬剤師は転職サイトを選ぶな」はなぜ?その理由と本当のメリットを解説
有料職業紹介許可番号:13-ユ-313782)の厚生労働大臣許可を受けている株式会社アシロが作成しています。

薬剤師から転職を検討している方は、「転職サイトを選ぶな」という意見を聞くと本当に利用していいのか不安になるでしょう。なかには、転職サイトを利用しないと決断した方もいるかもしれません。

では、本当に薬剤師は転職サイト・エージェントを使わないで転職した方が良いのでしょうか。

結論として、薬剤師の多くは転職サイトやエージェントを利用した方が、圧倒的に効率的で満足度の高い転職を実現できます。 もちろん、利用が合わないケースも存在しますが、ほとんどの薬剤師にとって、使わないことによるデメリットの方が大きいのが実情です。

この記事では、まず転職サイト・エージェントを使わない場合の7つの具体的なデメリットを徹底解説します。その上で、サービスを使った方が良い薬剤師・使わない方が良い薬剤師のそれぞれの特徴を明確にし、自分がどちらに当てはまるのかを明らかにしていきます。

さらに、自力で転職活動を進める方法や、失敗しないための「選ぶべきではない転職サイト・エージェントの見分け方」まで網羅的にご紹介しますので、ぜひ後悔のない転職活動のヒントにしてください。

【アンケート概要】

  • 調査期間:2023/06/05~2024/08/01
  • 調査対象:サービス利用者
  • 調査方法:インターネットによる調査

関連記事:薬剤師向け転職エージェント14社を徹底比較|選び方や転職成功ポイントも

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目次
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  1. 「薬剤師転職サイトは選ぶな」は誤解
  2. 薬剤師は転職サイト・エージェントを「選ぶな」と言われる6つの理由
  3. 薬剤師が転職サイト・エージェントを使わないデメリット
  4. 転職サイトやエージェントを使った方がいい薬剤師の特徴
  5. 転職サイトやエージェントを使わない方がいい薬剤師の特徴
  6. 転職サイト・エージェントを使わない場合の転職方法
  7. 薬剤師が選ぶべきではない転職サイト・エージェントの4つの特徴
  8. おすすめの薬剤師向け大手転職サイト・エージェント5選
  9. 転職サイトを利用した人の体験談
  10. 薬剤師向け転職サイト・エージェントを最大限に活用するためのコツ
  11. 薬剤師の方から転職サイト・エージェントに関するよくある質問
  12. 「薬剤師は転職サイトを選ぶな」ではなく「賢く選んで活用」しよう

「薬剤師転職サイトは選ぶな」は誤解

薬剤師は転職サイトを選ぶなという意見はゼロではありません。しかし、これはほとんどの薬剤師にとっては誤解で、むしろ使うメリットの方が大きいと考えてください。

支援内容活用のメリット
求人の厳選希望や今後のキャリアに合致する職場を、プロの視点で膨大な数から絞り込んでくれます。
情報の提供職場の雰囲気や経営状態など、求人票に載らない内情を教えてくれます。
キャリア相談市場動向を熟知した担当者が、客観的な視点で将来を一緒に考えてくれます。

このように、転職エージェントを利用することで、自分に合った求人を選んでくれ、その会社の情報を詳しく教えてくれたり、自分の経歴をチェックしたりして、どんな仕事が合っているかを本気で考えてくれます。

転職サイトや転職エージェントで全員がうまくいくわけではありません。中には失敗する人もいます。その結果として、ネガティブな口コミが寄せられますが、実際には転職に成功する人の方が圧倒的に多いのです。

薬剤師の場合、実は求職者の方が求人を出す側よりも有利な売り手市場といわれています。

厚生労働省「jobtag」の調査によると、薬剤師の有効求人倍率は3.57倍で、転職希望者よりも求人数の方が3倍以上大きいです。企業側からすると、求人に対して応募が不足した状態なので、転職難易度自体は決して高くないと考えてよいでしょう。

しかし、そんな状況だからこそ求人にはブラックな環境の職場も混ざりやすくなります。その結果、転職サイト・エージェントを使わずに転職活動をしていると、以下のような問題が起こります。

  • 膨大な求人票を比較検討するだけで多大な時間を費やしてしまう
  • 条件の良さだけに目を奪われ、入職後に深刻なミスマッチが起こりやすい
  • 職場の人間関係や忙しさなど、内部の実態を自力で把握できない

転職サイト・エージェントでは求人を出す会社の審査があり、明らかなブラック企業は排除されます。

また、エージェントの場合、担当者が自分の希望に合わせた求人を探してくれるので、膨大な数の求人を自分でより分けていく必要もありません。

実際に株式会社エクスメディカルの調査では、「薬剤師の約8割が人材紹介会社を利用した転職に満足している」という結果が出ています。

PRTIMES|株式会社エクスメディカル
引用:PRTIMES|株式会社エクスメディカル

選択肢が豊富に溢れている今こそ、信頼できる相談役を味方につけることが、後悔しない転職を実現するための方法です。

薬剤師は転職サイト・エージェントを「選ぶな」と言われる6つの理由

薬剤師は転職サイト・エージェントを使うのがおすすめですが、「薬剤師は転職サイトを選ぶな」と話題に上がるのには理由があります。

ここからはその理由を、実際の利用者の口コミも紹介しつつ、以下の6つに分けて解説していきます。

これらの理由は、実は転職サイト・エージェントの選び方、使い方次第で対策が可能です。

まずはポイントを押さえておくことで、対処法も見えやすくなるので、一つひとつ見ていきましょう。

理由1:担当者からの連絡がしつこい・強引

40代・男性

地方に強いと聞いたのでマイナビ薬剤師を利用しましたが、求人数は確かに充実していました。しかし、とにかく連絡やメールが多くてストレスを感じてしまったので、もう少し頻度は下げてもらいたかったです。

20代・女性

転職の際に色々な情報が欲しいと思い登録しました。1人で探すだけでは見つからない、転職先も紹介されましたが、電話がしつこくし少ししんどかったです。

男性

ファーマキャリアの担当の方はとても熱心な対応ではありましたが、電話での連絡が時間帯問わず多かったので、こちらとしても対応できない場合が多く、もう少し配慮してもらいたかったです。

薬剤師が転職サイト・エージェントに登録すると、担当者から頻繁に電話やメールが来て、自分のペースで活動しにくいと感じやすいです。

転職サイト・エージェント担当者から連絡が頻繁にくるのには以下の理由があります。

  • 人気の求人はすぐ応募人数が埋まり一早く情報提供するため
  • 同じ求人に別の求職者が応募しているため
  • 求職者からの回答や返答がないため
  • 求職者の転職意欲を確認するため

ただし、連絡頻度や時間帯は、最初にこちらの希望を明確に伝えればコントロール可能です。

具体的には、初回面談で「連絡はメールで週に1回程度を希望します」「平日18時以降のみ電話可能です」と伝えましょう。多くの担当者は、こうした希望に柔軟に対応してくれます。

もし伝えても改善されない場合は、担当者の変更を申し出るか、別の転職エージェントの利用を検討するのが賢明です。

理由2:希望条件と合わない求人ばかり紹介されることがある

40代・男性

転職エージェント「薬キャリAGENT」を利用した経緯は、薬剤師としての新たなキャリアを模索したいと思ったからです。アドバイザーのサポートは親身で信頼できました。ただし、求人案件が他のエージェントと比べて少なく、希望に合う求人が限られていました。全体的には良い経験でしたが、もう少し求人情報の幅を広げてほしいと感じました。

20代・女性

転職目的で利用しましたが、結果的にそこまで望んでいる会社ではないところに就職する形になりました。住んでいるところからも離れていて通勤が不便です。でも真摯に話を聞いてくださってた気はします。

40代・男性

リクナビ薬剤師を利用しましたが、ノルマがあるのか担当の方からのプレッシャーがかなり強かったですし、条件の違う求人でもお構い無しに紹介されたので不満でした。

転職サイト・エージェントを利用すると、キャリアアドバイザーから複数件求人を紹介されますが、年収、仕事内容、エリア、残業時間など自分が希望した条件と異なる求人を紹介されることも珍しくありません。

希望条件をキャリアアドバイザーに伝えたはずなのに、的外れな求人を紹介されるのには以下の理由があります。

  • 希望条件が正しく伝わっていない
  • 求人先の求める人物像が一致しないため紹介できない
  • 希望条件が厳しすぎるため、近い求人を紹介している
  • 担当者の薬剤師業界の理解が不足している

ただし、的外れな求人紹介はキャリアアドバイザーへの条件の伝え方を工夫することでおおむね解決できます。

具合的には、希望条件に「絶対に譲れない条件」と「できれば叶えたい条件」を明確に区別し、それをキャリアアドバイザーに伝えることです。すべてを同列に扱うと、担当者も優先順位がわからず、的外れな提案になってしまいます。

もし、伝え方を工夫しても改善されない場合には、キャリアアドバイザーに「●●という点が希望と違います」と具体的にフィードバックするようにしましょう。

それでも改善が見られない場合には、担当キャリアアドバイザーの変更を検討しても良いかもしれません。

理由3:アドバイザーが薬剤師業界に疎く、専門的な話が通じない

40代・男性

担当のキャリアアドバイザーが若く、なかなか信頼できなかった。教えてくれた情報が一般的なものばかりで、情報が間違っていたわけではないが、正しく教えてくれたとは思えなかった印象でした。

40代・男性

リクナビ薬剤師を利用しましたが、担当の方は新人なのかサポートに慣れていない印象があり、質問をしても具体的な回答がなかなか貰えず不満でした。

40代・男性

マイナビ薬剤師を利用しましたが、最初に担当された方は全く専門的な知識がなくて正直頼りにならない印象を受けたので、担当の方によって明らかな差があるのは気になりました。

担当キャリアアドバイザーによっては、薬剤師業界の知識が浅く、専門薬剤師や認定資格などのキャリアパスを理解していない場合があります。これは、特に薬剤師専門ではない総合型転職エージェントで起こりがちです。

薬剤師の理解があるアドバイザーに出会うために一番早い方法は「薬剤師に特化した転職サイト・エージェント」を使うことです。

薬剤師に特化した転職サイト・エージェントであれば、担当のキャリアアドバイザーも薬剤師の仕事、スキル、キャリアに深い知見があり、適切なアドバイスをしてくれます。

製薬会社などの一般企業に転職したい場合、総合型の転職サイト・エージェントは、薬剤師へのサポート環境が必ずしも整っているわけではないため、的外れな求人を紹介されるリスクがあります。 ただし、選択肢を広げる意味では、総合型の転職サイト・エージェントの利用は賢い選択なので、「薬剤師特化型の転職サイト・エージェント」と併用するようにしましょう。

理由4:病院や企業などの求人が少なく「選択肢」が狭いと感じる

40代・男性

担当のキャリアアドバイザーが若く、なかなか信頼できなかった。教えてくれた情報が一般的なものばかりで、情報が間違っていたわけではないが、正しく教えてくれたとは思えなかった印象でした。

40代・男性

リクナビ薬剤師を利用しましたが、担当の方は新人なのかサポートに慣れていない印象があり、質問をしても具体的な回答がなかなか貰えず不満でした。

40代・男性

マイナビ薬剤師を利用しましたが、最初に担当された方は全く専門的な知識がなくて正直頼りにならない印象を受けたので、担当の方によって明らかな差があるのは気になりました。

転職サイト・エージェントから紹介される求人は、調剤薬局やドラッグストアに偏り、病院や製薬企業が少ないこともあります。

これは転職サイト・エージェントの問題というより、病院や企業求人の絶対数の少なさが原因です。

厚生労働省の「令和6(2024)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」の施設別の薬剤師の在籍人数を見れば、病院や製薬会社に勤務している薬剤師は、調剤薬局やドラッグストアより少ないことがわかります。

【施設・業務の種別にみた薬剤師数】
施設薬剤師数構成割合
薬局197,437人60.0%
病院・診療所63,290人19.2%
医薬品関係企業34,184人10.4%
参照:厚生労働省「令和6(2024)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況

採用は欠員補充が目的で行われることを考えると、調剤薬局やドラッグストアより、病院・企業の求人が少なくなるというわけです。

だからといって、病院や製薬会社を諦める必要はありません。

転職サイト・エージェントは少なからず病院や製薬会社の求人を保有しているので、1件でも多くの求人に出会えるよう、2〜3社に登録して選択肢を広げることで、希望に合う求人に出会える可能性が高まります。

理由5:企業側の期待値が高くなりすぎる場合がある

40代・男性

マイナビ薬剤師を利用しましたが、担当の方から事前に聞いていた情報と、実際に企業先から言われた条件が違う事が多かったので、その点は非常に不満でした。

男性

ファーマキャリアを利用したが、一部の求人情報が更新が滞り、実際の募集状況と乖離していたことがありました。また、特定の専門分野に偏りがあり、幅広い医療・製薬分野に対するサポートが不足していたと感じました。プラットフォーム上での求人応募プロセスが複雑で、効率的なコミュニケーションが難しかったです。

30代・女性

求人情報の更新が遅いことがあります。時期や地域によっては、掲載されている求人が実際には募集停止となっている場合があり、情報の信頼性に欠けることがあります。また、求人情報の詳細度が不足している場合があり、勤務条件や給与、福利厚生などの情報が不十分であることがあります。さらに、応募後のフォローアップが不十分な場合もあり、応募後の進捗状況が不明確なままとなることがあります。総合的に、情報の信頼性や詳細度、フォローアップの改善が求められると感じました。

転職サイト・エージェント経由で転職すると、企業側から過度な期待からスキル以上のことを求められ、入社後にミスマッチを感じやすくなることもあります。

実は、求人先企業が転職サイトに支払う成功報酬は年収の20〜30%程度と高額です。そうすると企業は「高額な採用費用を支払ったので優秀な人材に違いない」と考えてしまう場合があります。

実際に厚生労働省のデータでも、転職サイトを利用して転職した薬剤師より、転職サイト以外で転職した薬剤師の離職率が低いことがわかります。

3カ月以内離職率6カ月以内離職率
転職サイトを利用12.1%19.8%
転職サイト以外を利用6.9%10%
参考:厚生労働省「医療・介護分野における職業紹介事業に関するアンケート調査

このようなミスマッチを起こさないためには、担当のアドバイザーへ自分の強みと「弱み」を共有すること、求人先の内情をしっかり把握することで避けることができます。

担当アドバイザーに強みだけでなく、事前に「これはできない」という事実を使えれば、過度な期待を抱かせることを防ぐことができます。

また、求人先の情報収集も大切です。キャリアアドバイザーから求人先の情報を細かく共有してもらい、「自分がその職場で活躍できるか」を客観的に判断するようにしましょう。

理由6:直接応募の方が採用されやすいケースがある

薬剤師を採用している採用担当者の口コミを集めました。

直接応募の薬剤師さんの内定が決まりました😭
めっちゃいい人そうだったから嬉しい!
直接応募の方は半年後に支度金をお支払いしてます☺️
(引用:X

個人的に直接応募の人が好きなのは、少なくともそれだけで行動力や能動性が評価出来るからです。
(引用:X

薬剤師の転職は直接応募というだけで、
採用される可能性は上がります。
(エージェント経由だとコストリスクが大きいので採用に慎重になります)
(引用:X

先述したように転職サイト・エージェント経由では、企業は入職者の年収の20〜30%程度の成功報酬を支払う必要があるため、数百万単位で採用費用がかかります。企業によっては、数百万円の採用コストを抑えるため、直接応募を優先する場合も少なくありません。

特に中小規模の薬局では、限られた予算の中で採用活動をしているため、直接応募者を優先するケースが見られます。

ただし、これは一部のケースに限った話です。

大手企業や病院では、むしろエージェント経由でないと応募できない非公開求人もたくさんあります。

転職活動の目的や状況によってどちらが有利かが変わるので、それを判断する際は以下を参考にしてみてください。

特徴
直接応募が有利な薬剤師中小規模、個人経営の薬局を希望している
既に応募先が決まっている
転職サイト・エージェント経由が有利な薬剤師大手薬局チェーンや病院を希望している
選択肢を広げながら転職活動をしたい
年収アップやキャリアアップが目的

自分の状況に応じて、直接応募とエージェント利用を使い分けることが賢明です。

薬剤師が転職サイト・エージェントを使わないデメリット

薬剤師が転職サイト・エージェントは利用しないと、逆にデメリットを被ることもあります。「自分のペースで進めたい」「担当者とのやり取りが面倒」といった理由から、転職サイト・エージェントを使わない方法を選ぶ人もいるかもしれません。

しかし、その選択が結果的に自身の可能性を狭め、不利な条件での転職につながる可能性を高めてしまいます。

ここでは、転職サイト・エージェントを使わないことでどのようなデメリットが生じるのか、以下の7つのポイントに分けて具体的に解説していきます。

まずは一つひとつのポイントを理解し、失敗しない転職活動を考えるための判断材料にしてください。

デメリット1:薬剤師求人を探すのに手間と時間がかかる

転職サイトやエージェントを利用しない場合、膨大な薬剤師求人の中から自分に合ったものを探すのに、多くの手間と時間がかかります。

求人情報はさまざまな場所に散らばっており、Webサイトから求人をかき集める、求人情報誌に目を通すなど自力で収集・整理・比較する必要があるため薬剤師として働きながら限られた時間で実行するのは正直困難です。

具体的にどれほどの手間がかかるのか、転職サイト・エージェントサービスを利用した場合と自力で薬剤師求人を探す場合を比較してみましょう。

スクロールできます
活動内容転職サイト・エージェントを使わない場合(自力での活動)転職サイト・エージェントを使う場合
求人情報の収集〇情報収集だけで多大な時間がかかる
各企業の採用ページを個別に確認
ハローワークや求人誌をそれぞれチェック
複数の媒体を巡回する必要がある
〇希望条件に合う求人をすぐに探せる
サイトで希望条件を一括検索できる
エージェントから厳選された求人が届く
スマホ一つで手軽に情報収集ができる
情報の整理と比較〇手作業でのリスト化と見比べが必要
見つけた求人を自身でリストアップ
給与や休日などを一つひとつ比較
条件の比較検討に労力がかかる
〇システムやプロの力で簡単に比較できる
サイトの比較・保存機能で一元管理
エージェントが比較ポイントを整理して提示
効率的に応募先の絞り込みができる

このように、自力での活動は情報収集という「作業」に多くの時間を費やすことがわかります。

転職活動で本来最も注力すべきは、応募書類の作成や企業研究、面接対策です。

これらが疎かになることで、転職活動全体の質を下げてしまい、結果として転職が失敗してしまう、スムーズに進まない、挫折する可能性を高めてしまいます。

デメリット2:「非公開求人」に出会えず応募先の選択肢が狭くなる

転職サイト・エージェントを利用しない場合、Webサイトに公開されていない好条件な「非公開求人」に出会えず、転職先の選択肢を大幅に狭めることになります。

多くの企業や医療機関は、重要なポジションの募集や、応募が殺到する優良求人を、信頼できる転職サイト・エージェント経由でのみ公開・募集をおこなっています。

非公開求人となっているのは、優良求人と言われる以下のような求人です。

  • 管理薬剤師や薬局長など、組織の役職ポジション
  • 企業の新規事業やプロジェクト立ち上げに伴う専門性の高いポジション
  • 年収や福利厚生が特に優遇されている求人
  • 応募が殺到する病院や企業の人気求人

つまり、転職サイト・エージェントを使わないことは、自身のキャリアアップや待遇改善につながる絶好の機会を、知らず知らずのうちに見逃してしまうことになります。

デメリット3:自分では気づかないキャリアの可能性を見過ごしてしまう

自分一人での転職活動では、客観的な視点が欠けるため、自身の経験が活かせる新たなキャリアの可能性を見過ごしてしまう恐れがあります。

薬剤師業界の幅広いキャリアパスや最新動向に関する情報が不足してしまい、無意識のうちに「自分の経験では、この道しかない」と思い込み、自ら選択肢を狭めてしまっているケースは少なくありません。

しかし、転職エージェントに相談することで、薬剤師業界と最新の転職市場の情報、キャリアパスの知見が得られ、選択肢が広がります。

その選択肢がどれだけ広がるのかは以下の表を参考にしてみてください。

現在の経験転職エージェントに相談した場合に広がる選択肢
調剤薬局
(服薬指導・患者対応経験)
調剤薬局(管理職ポジションなど好条件求人)
製薬企業のMR(医薬情報担当者)
治験関連企業のCRC(治験コーディネーター)
ドラッグストア(OTCカウンセリング)
病院薬剤師
(専門知識・DI業務経験)
病院(より専門性を高められる職場)
企業の学術、DI部門
メディカルライター
大学などの研究機関
ドラッグストア
(店舗運営・マネジメント経験)
ドラッグストア(エリアマネージャーなど本部職候補)
医薬品卸のMS(医薬品卸販売担当者)
一般企業の教育研修担当
調剤薬局(マネジメント職)

自己判断では、「別の調剤薬局」「別の病院」など選択肢が1つしか見えていなかった道が、プロの視点を通すことで3つ、4つと大きく広がることがわかります。

デメリット4:応募先ごとの評価ポイントや面接傾向がわからないまま手探りになる

薬剤師が転職サイト・エージェントを利用しないと、応募先が求める人物像や面接の傾向といった重要な情報が得られず、手探りの状態で選考に臨むことになります。

企業や医療機関ごとの詳細な内部情報や、過去の選考データを個人で入手することは極めて困難です。確かな情報がないなかでの選考対策はどうしても準備が不十分になります。

転職エージェントは、選考対策で役立つ以下のような具体的な情報を提供し、面接対策を徹底サポートしてくれます。

情報の種類エージェントを利用しない場合エージェントを利用する場合
評価ポイント求人票の一般的な記載から推測求人先の具体的な人物像を共有
求人先のロールモデルを共有
面接の傾向インターネットの口コミなど断片的な情報のみ過去の応募者データに基づきよく聞かれる質問を共有
面接官の特徴を共有
面接の雰囲気を共有
選考対策独力で一般的な履歴書作成や面接練習を実施応募先に合わせた職務経歴書の添削
模擬面接を実施
面接で効果的なアピールをアドバイス

情報不足のまま選考に臨むことは、準備不足によって本来の力を発揮できず、結果として内定獲得のチャンスを逃す結果につながりやすいです。

デメリット5:職場の内部事情を得られずミスマッチにつながりやすい

自力での転職活動では、職場のリアルな内部事情を把握しにくいため、入社後に「こんなはずではなかった」というミスマッチが生じるリスクが高まります。

特に薬剤師の仕事は、閉鎖的な環境にあるため、職場の内情は知っておいた方が失敗しにくいです。

求人票や公式サイトに掲載されているのはあくまで公式情報であり、職場の雰囲気や人間関係、残業の実態といったネガティブな情報までは開示されていないことがほとんどです。

転職エージェントは、求人票だけではわからない以下のような内部情報を提供してくれます。

内部情報具体例
職場の雰囲気従業員の年齢層
男女比
コミュニケーションの活発さなど
残業の実態実際の平均残業時間
繁忙期の状況
1日の処方箋数
人間関係上司や同僚の人柄
チームの協力体制
役割分担など
離職率過去の退職者の傾向
退職理由

これらの情報は、担当者が直接職場を訪問したり、過去の入職者からヒアリングしたりして得た、リアルな情報です。 具体的な内部情報がわからないと入社後のギャップに悩み、結果として早期離職につながってしまいます。

デメリット6:条件交渉を自分で行うため不利になりやすい

結論からいうと、転職エージェントに年収交渉を依頼した方が、有利な条件を引き出し、年収交渉も成功しやすいです。

給与や休日といった労働条件の交渉をすべて自分でおこなうと、希望を十分に伝えきれず、交渉に失敗してしまいやすいです。

採用担当者に対して直接交渉を行うことへの心理的な抵抗感や、自身の市場価値に関する知識不足から、充分な交渉ができずに、かえって不利な立場になってしまうケースもあります。

自分で年収交渉を行う場合と、転職サイト・エージェントを利用する場合で何が違うのか、以下の表にまとめました。

スクロールできます
自分で行う場合転職サイト・エージェントを利用する場合
交渉の根拠◯主観的で根拠が弱い
「これくらい欲しい」という希望が中心
自分の市場価値や給与相場がわからず提示額が妥当か判断できない
◯客観的なデータで交渉できる
薬剤師業界の給与水準や企業の支払い実績など、豊富なデータに基づき適正年収を提示
スキルや経験を論理的にアピール
心理的な負担◯「内定取消し」「マイナスイメージ」の不安が大きく、言い出しにくい
お金の話を直接切り出すことに抵抗がある
交渉が決裂した場合気まずい
◯第三者なので心理的な負担なく対等な立場で交渉ができる
直接言いにくい要望も代弁してくれる
円満な着地点を探ってくれる
良好な関係を保って交渉してくれる
交渉スキル◯交渉の経験がなく、手探り状態になる
どのタイミングで、どう切り出せば良いかわからない
薬局や病院の採用担当者の考えが読めない
◯日々交渉を行う「プロ」のノウハウがある
薬局や病院の懐事情や決裁者を把握している場合がある
効果的なタイミングや伝え方を熟知している

交渉のプロである転職サイト・エージェントに任せずに自分で条件交渉することは、本来得られるはずだったより良い年収や待遇を逃しやすくなります。

デメリット7:入社後のトラブルや悩みは自分1人で解決する必要がある

転職サイト・エージェントを利用せず転職した場合、入社後にトラブルや悩みが発生してもすべて自分一人で解決しなければなりません。

特に薬剤師は入職後に以下のような問題が発生する可能性があります。

  • 入社前に聞いていた業務内容と、実際の仕事が全く違う
  • 処方箋数が聞いていた数字と大きく異なる
  • 約束されていた研修や教育制度が実施されない
  • 職場の人間関係に馴染めず、精神的に追い詰められてしまう

転職サイト・エージェントを利用していれば、入社後も担当者に状況を相談でき、エージェントから企業側へ事実確認や改善の働きかけをしてもらえる可能性があります。

入社後のフォロー体制がない状態で転職することは、万が一の際に孤立無援となり、問題を解決できずに再び短期離職になる可能性が高くなってしまいます。

薬剤師の場合は、診療科目、1日の処方箋数、職場の雰囲気、人間関係、職場の雰囲気、職場設備など気にかけなければならないことが多いです。

それにプラスして、薬剤師という多忙な仕事で転職活動をしなければならないのには限界があります。そうした薬剤師こそ、転職活動のサポーターとして転職サイト・エージェントを使うのがおすすめです。

特に、信頼性の高く手厚いサポートのあるマイナビ薬剤師や、薬剤師の転職支援をしてきて25年の実績があるファルマスタッフがおすすめです。

転職サイトやエージェントを使った方がいい薬剤師の特徴

特定の状況にある薬剤師にとって、転職サイト・エージェントの利用することで転職成功がしやすくなります。

専門的なサポートを受けることで、自分一人では乗り越えられない課題を解決できるからです。ここでは、特に利用を推奨する4つのタイプの薬剤師について、エージェントが提供する具体的なサポート内容と共に解説します。

仕事をしながら転職活動をしたい薬剤師

仕事をしながら転職活動をしたい薬剤師は、転職エージェントを積極的に利用するのがおすすめです。

転職エージェントを利用すれば、以下のような転職サポートを受けられるため、忙しい仕事をこなしながら効率的に活動を進めることができます。

【転職エージェントが提供する主なサポート】
求人検索・提案

希望条件に合う求人を代わりに探し厳選して提案

日程調整の代行

面倒な面接日程の調整や、企業との連絡をすべて代行

条件交渉の代行

給与や休日など、直接は言いにくい条件の交渉を代行

応募管理

複数の応募先の進捗状況を一元管理し、抜け漏れを防ぐ

このように、時間のかかる作業を専門家に任せることで、応募書類の準備や面接対策といった、自分が本当に注力すべき活動に時間を使えるようになります。

初めて転職活動をする薬剤師

初めての転職で何から手をつければ良いのかわからない薬剤師は、一人で悩まず転職サイト・エージェントに相談するのがおすすめです。

転職活動の進め方や自身の市場価値がわからない状態で手探りで進めるのは、失敗のリスクが高く、転職活動も長引く可能性があります。

転職サイト・エージェントを利用すれば薬剤師の転職をしっかり支援してくれる以下のサポートを受けられます。

【転職エージェントが提供する主なサポート】
活動の進め方の指導

転職活動の全体像や、やるべきことをスケジュールに沿って丁寧に指導

書類添削

自身の強みを効果的にアピールできる職務経歴書の書き方を指導・添削

模擬面接

本番を想定した面接練習を行い、受け答えに関する具体的なフィードバックを実施

キャリア相談

自身の市場価値や、今後のキャリアプランについて客観的なアドバイスを実施

転職のプロと二人三脚で活動を進めることで、初めての転職で感じる不安を解消し、自信を持って転職活動を進められるでしょう。

転職回数が極端に多い薬剤師

転職回数が極端に多く、短期離職を繰り返している薬剤師も、転職回数という懸念を払拭するために転職サイト・エージェントの活用がおすすめです。

薬剤師の転職回数や短期離職が極端に多いと、採用担当者は「またすぐに辞めてしまうのではないか」という懸念を抱きやすく、選考で不利になりやすいです。

選考で不利にならないためには、転職回数に「納得できるポジティブな理由」をつける必要があります。それを手助けしてくれるのが転職エージェントです。

【転職エージェントが提供する主なサポート】
転職理由の整理

これまでの転職理由を整理し、採用担当者が納得できるポジティブな伝え方をアドバイス

職務経歴書のアドバイス

転職回数の多さがマイナスに見えないよう、一貫性のあるキャリアをアピールする書類作成を支援

企業への推薦

求人先へ推薦状を送り、人柄や強みを補足説明

面接対策

転職理由に関する厳しい質問を想定し、効果的な回答方法を一緒に準備

転職回数の多さというハンディキャップを乗り越えるためには、採用担当者との橋渡しをしてくれるエージェントの存在が不可欠です。

今後のキャリアに悩んでいる薬剤師

今後のキャリアプランに悩んでいる薬剤師こそ、転職市場を熟知している転職サイト・エージェントに相談してみましょう。

自分一人でキャリアを考えると、どうしても現在の経験や知識の範囲内に留まってしまい、新たな可能性に気づきにくくなります。

転職のプロである転職サイト・エージェントからの客観的な視点からのアドバイスが、キャリアの行き詰まりを打開するきっかけになります。

具体的には、以下のようなサポートが新しいキャリアを切り開くきっかけになるでしょう。

【転職エージェントが提供する主なサポート】
キャリアカウンセリング

経歴やスキルの棚卸しを手伝い、自分では気づかなかった強みを発見

キャリアパスの提案

業界の最新動向に基づき、調剤薬局や病院以外にも、企業や公的機関など多様なキャリアの選択肢を提示

情報提供

今後需要が高まる分野など、キャリアを考える上で有益な情報を提供

長期的な視点での相談

5年後、10年後を見据えたキャリアプランについてアドバイス

キャリアの専門家からのアドバイスを通じて、漠然としたキャリアの悩みを整理して、将来に向けた明確な目標設定ができるようになります。

転職サイトやエージェントを使わない方がいい薬剤師の特徴

薬剤師は転職サイト・エージェントを使った方が転職成功しやすいですが、状況によってはサービスを利用しない方がスムーズに事が進むケースもあります。

すべての薬剤師にとって万能なサービスではないため、自分の状況に合わせて利用の要否を判断するようにしましょう。

応募先が決まっている薬剤師

すでに求人を見つけていて「この病院で働きたい」「この企業に入りたい」と明確に決まっている場合は、公式サイトなどから直接応募の方がスムーズです。

転職サイト・エージェントを利用すると、求人先企業とキャリアアドバイザーを仲介するため、日程調整や連絡に時間がかかり、スピードが落ちる可能性があります。

ただし、同じ企業や医療機関でも、転職エージェントだけに非公開求人を出していることもあります。非公開求人には、直接応募よりも以下のような有利な条件の求人が多いです。

  • 管理薬剤師や薬局長など、重要なポジションの求人が多い
  • 新規事業の立ち上げ、新規店舗オープンなどの求人が多い
  • より高い給与・待遇が設定されている

念のため転職エージェントに登録して担当者に確認してみるのも良いでしょう。

公務員(薬系技官)を目指している薬剤師

公務員薬剤師や薬系技官は、公務員試験を経て採用されるため、転職サイトでは扱っていません。転職サイトではサポートできない領域です。

公務員(薬系技官)になりたいなら、各自治体や厚生労働省などの採用情報を直接確認し、試験対策を進める必要があります。公務員試験の対策は、公務員試験予備校などを利用するのが一般的です。

すぐに転職を考えていない薬剤師

「良い求人があれば転職したい」という温度感なら、転職サイト・エージェントの利用は慎重に検討しましょう。

転職サイト・エージェントに登録すると、担当者から定期的に連絡が来るため、「まだ転職は考えていない」と伝えても、求人紹介が続くことがあります。

連絡がストレスになる人は、転職サイト・エージェントを使うタイミングを測った方が良いです。ただし、情報収集だけの利用も可能な転職サイト・エージェントもあるため、その旨を明確に伝えれば利用する価値もあります。

転職サイト・エージェントを使わない場合の転職方法

転職サイト・エージェントを利用しない場合、以下の4つの方法で転職活動ができます。

いずれも転職サイト・エージェントの利用と比較すると、情報収集の手間や難易度は上がります。

また、どれも決して万能な方法というわけではなく、メリットとデメリットが存在します。それぞれ解説していきますので、自分に向いている方法か確認しましょう。

1. 企業の採用ページからの直接応募

特定の企業の公式サイトにアクセスして、採用情報を確認して直接応募していく方法です。

直接応募のメリット・デメリット
メリット熱意が伝わりやすい
企業側の採用コストが低いため採用されやすい
デメリット求人を探す手間がかかる
全ての求人情報が公開されているとは限らない
対策や給与交渉を全て自分で行う必要がある
【向いている人】
  • 「この企業で働きたい」という明確な志望動機がある人
  • 情報収集が得意な人
  • 転職活動を急いでいない人

大手製薬企業や病院の公式サイトを定期的にチェックし、募集が出たタイミングを逃さないようにする必要があります。 また、応募する決意を固めたとしても、企業研究や情報収集は積極的に行うようにしましょう

2. ハローワーク(公共職業安定所)の利用

全国のハローワークで求人を検索し応募する方法です。

直接応募のメリット・デメリット
メリット失業手当を受けながら転職活動ができ
地域の中小薬局や病院の求人に強い
公的機関であるため安心感がある
デメリット都市部の高年収求人や専門職求人は少ない
サポートは限定的で書類添削や面接対策は期待できない
ブラック企業に出会う可能性がある
【向いている人】
  • 地元密着型の職場を探している人
  • UIターン転職を考えている人
  • 急いで転職活動をしていない人

ハローワークは、どんな事業者でも求人を出せることからブラック企業も多く、求人先の見極めが重要です。

地元の中小薬局や病院への転職を考えている場合には、転職サイト・エージェントの活用に合わせてハローワークも併用するとよいでしょう。

3. 知人からの紹介(リファラル採用)

知人や同僚から職場を紹介してもらう方法です。

最近では、人手不足から「リファラル採用」を積極的におこなっている企業も多いです。2021年は約22%が知人の紹介で転職しているという「リクルートワークス研究所の調査データ」を見ても明らかです。

直接応募のメリット・デメリット
メリット信頼性が高く採用につながりやすい
リアルな内部情報を事前に得やすい
デメリット人間関係が絡むため断りにくい
紹介者の顔を潰せないプレッシャーがある
【向いている人】
  • 信頼できる知人・同僚が実際に働いている職場への転職を希望する人
  • 前職で真面目に働き、実績をあげている人
  • 人間関係を重視し、紹介してくれた人との関係を大切にできる人

前職・現職で薬剤師として真面目に働いていけば、友人・知人からリファラル採用の話をもらいやすくなります。

ただし、入社後に「合わない」と感じても、すぐに辞めにくいというリスクもあります。あくまで選択肢の一つとして考え、頼りすぎない方がよいでしょう。

4. アルムナイ採用(ジョブリターン制度)

過去に勤めていた職場に再就職する制度です。

最近では、「即戦力としての活躍」を期待してアルムナイ採用を積極的におこなっている企業も多いです。

マイナビの調査によると、アルムナイ採用を実施している企業は40.9%、実際に出戻り転職をしたことがある人は12.3%でした。

直接応募のメリット・デメリット
メリット即戦力として歓迎されやすい
職場の文化や人間関係を理解しているためミスマッチが少ない
デメリット過去の退職理由によっては利用しにくい
条件交渉が難しい場合がある
【向いている人】
  • 出産・育児・介護などのライフステージの変化で一度退職したが、以前の職場に戻りたい人
  • 過去の職場を円満に退職し、良好な関係を保っている人
  • 職場の雰囲気や業務内容を理解しているため、スムーズに復帰したい人

アルムナイ採用は、過去の職場で高い実績を立てている必要はありませんが、「円満退職」していることが条件です。 ライフステージの変化で退職した薬剤師などが復職する際には、有効な選択肢でしょう。

薬剤師が選ぶべきではない転職サイト・エージェントの4つの特徴

転職サイト・エージェントを利用すると決めたら、次は「どのサイトを選ぶか」が重要です。

ここでは、登録後に「失敗した」と感じやすい転職サイト・エージェントの共通点を解説します。これらの特徴を知ることで、質の低い転職サイトを避け、効率的に転職活動を進められるようになります。

特徴1:希望キャリアに合う求人が少ない・質が低い

「公開求人数」の多さだけで転職サイト・エージェントを選ぶのは危険です。重要なのは、自分の希望(エリア、業種:病院・企業など)に合う求人が十分にあるかどうかです。

例えば、全国で5万件の求人があっても、自分が希望する地方都市の病院求人が10件しかなければ意味がありません。

【求人の質を見極めるチェックポイント】
  • 処方科目(内科、外科、小児科など)が明記されているか
  • 立地(門前薬局か面対応か)が具体的に記載されているか
  • 仕事内容や求めるスキルが明確か
  • 職場の雰囲気や教育体制について情報があるか

上記の情報が不十分な転職サイト・エージェントを登録したとしても、希望の転職を実現できる可能性は低いでしょう。

特徴2:アドバイザーの専門性が低く、サポートが不十分

公式サイトに「薬剤師専門」と記載があっても、実際のアドバイザーの知識が乏しい場合もあります。

薬剤師業界に関する知識が乏しいアドバイザーでは、あなたのキャリアやスキルを正しく理解できず、的外れなアドバイスやミスマッチな求人紹介につながる恐れがあります。

これでは、あなたのキャリアを良い方向に導くどころか、むしろ遠回りさせてしまうことになりかねません。

確認ポイント専門性が高いサイトの特徴
アドバイザーの経歴薬剤師資格保持者、医療業界出身者が在籍
キャリアパスの提案力納得のいくキャリアパスの提案をしてくれる
ヒアリング力希望条件や悩みを深掘りしてマッチする求人を紹介してくる
レスポンス24時間以内に返信、質問に的確に回答

最初の面談などを通じてアドバイザーの専門性や相性を見極め、信頼できないと感じたら担当者の変更を申し出るか、別のサービスの利用を検討するべきです。

特徴3:悪い口コミが目立ち、サイトの信頼性に欠ける

インターネット上で悪い口コミが目立つサービスは、利用を慎重に判断する必要があります。多くの利用者が同じような不満を抱いている場合、他の求職者も同じ不安を抱える可能性が高いと言うサインになるからです。

登録前に第三者の客観的な評価を確認することで、トラブルを未然に防ぐことができます。

具体的な確認ポイント
SNSでの評判検索

X(旧Twitter)などでサービス名を検索し、利用者のリアルな声や評判を確認

口コミサイトの確認

Googleマップのレビューや、転職関連の口コミサイトで、低評価のコメントにどのような内容が多いかをチェック

具体的な悪評の内容

「連絡がしつこい」「対応が悪い」「求人の質が低い」など、どのような種類の悪評が多いのか傾向を分析

ただし、悪い評価だけを鵜呑みにするのではなく、複数の情報源から客観的な評判を確認することが大切です。良い口コミと悪い口コミの両方を見て、総合的に判断しましょう。

特徴4:得意領域が不明確で、自分の状況と合わない

転職サイト・エージェントの得意領域が不明確で、自分の目指すキャリアと合わないものも選ぶべきではありません。

転職エージェントにはそれぞれ「病院薬剤師に強い」「製薬企業への転職支援実績が豊富」「高年収の求人に特化」といった強みがあります。自分の目的とサービスの強みが一致していないと、最適なサポートは受けられません。

具体的な確認ポイント
公式サイトの確認

公式サイトの「サービスの特徴」や「強み」を見て、どのような領域に特化しているのかを把握

転職成功事例の確認

サイトに掲載されている「転職成功事例」や「お客様の声」を見て、自分と似た経歴や希望を持つ人の事例があるかを確認

公開求人の傾向分析

サイト上で公開されている求人が、どの業種(病院、薬局、企業など)やどのエリアに多いのかを確認

自分の状況と強みが合わないサイトは、避けた方が賢明です。

おすすめの薬剤師向け大手転職サイト・エージェント5選

ここまでの選び方を踏まえ、編集部が厳選した信頼性の高い薬剤師向けの大手転職サイト・エージェントを紹介します。

これは単なるランキングではなく、各社の特徴を踏まえて紹介するので、自分の状況や希望に合ったサイトを選ぶ参考にしてください。

転職エージェント求人数特徴
マイナビ薬剤師多数一人あたり平均19.5件の求人紹介
病院、企業の転職支援実績が豊富
薬キャリエージェント36,314件年収600万円以上の求人が豊富
市場に出ていない求人も作成
ファルマスタッフ50,238件調剤薬局・病院の内部事情に詳しい
地域密着の転職支援
お仕事ラボ14,025件調剤薬局の内部事情に精通
10年後を見据えたキャリア相談ができる
レバウェル薬剤師4,787件取引医療機関数14,000件
リアルな職場情報を入手
※2026年1月時点

マイナビ薬剤師|幅広い求人と丁寧なサポートが魅力

マイナビ薬剤師
【マイナビ薬剤師の特徴】
  • 求人情報の読み方から丁寧にレクチャー、初めての転職も安心
  • 一人あたり平均19.5件の求人紹介で選択肢が豊富
  • 調剤薬局、病院、企業の転職支援実績が高い
  • LINEで手軽に相談できる

マイナビ薬剤師は、人材業界大手のマイナビグループが運営する薬剤師専門の転職サイトです。調剤薬局、病院、企業の転職支援実績が高く、サポートの手厚さに定評があります。

薬剤師の顔を見ての面談を大事にしており、直接話すことで薬剤師の現状を深掘りし、「本当の気持ち」を丁寧にキャッチアップしてくれます。医療業界に精通したキャリアアドバイザーが、求人情報の読み方から丁寧にレクチャーしてくれるため、初めての転職でも安心です。

一人の薬剤師に平均19.5件の求人を紹介してくれるため、幅広い選択肢の中から自分に合った職場を見つけられます。LINEで手軽に相談できるのも魅力です。

サービス概要
求人数非公開
得意領域調剤薬局、ドラッグストア、病院、企業
対応地域全国
運営会社株式会社マイナビ
公式サイトhttps://pharma.mynavi.jp/
2025年8月時点

関連記事:マイナビ薬剤師の評判は悪い?口コミからわかるメリット・デメリットを徹底解説

薬キャリエージェント|高年収・好条件の求人が多い

薬剤師の求人・転職・募集なら【薬キャリエージェント】
【薬キャリエージェントの特徴】
  • 年間利用者数2万人以上の実績と信頼あり
  • 年収600万円以上の高収入求人が豊富
  • 市場に出ていない非公開求人も確認してくれる
  • 面接前の店舗見学をアレンジ

薬キャリエージェントは、医療業界最大手のエムスリーグループが運営している転職エージェントです。年間利用者数が2万人以上と、多くの薬剤師に選ばれている実績があります。

最大の強みは、年収600万円以上の高収入求人が豊富にあることです。医療機関との太いパイプを活かし、市場に出ていない求人も確認してくれるため、希望が叶いやすい転職ができるよう徹底支援してくれます。

また、一人の薬剤師に最大10件の求人を、最短即日紹介してくれるスピード対応もでき、さらに面接前に店舗を見学する機会を設けてくれるため、入社後のミスマッチを防ぐことができる点も魅力です。

サービス概要
求人数36,314件
得意領域高年収求人、管理薬剤師、製薬企業
対応地域全国
運営会社エムスリーキャリア株式会社
公式サイトhttps://agent.m3career.com
※2026年1月時点

ファルマスタッフ|病院求人や教育制度を重視するなら

ファルマスタッフ
【ファルマスタッフの特徴】
  • 25年以上の薬剤師転職支援実績
  • 日本調剤グループ運営で調剤薬局・病院の内部事情に詳しい
  • 正社員だけでなく派遣・パートの求人も豊富
  • 地域密着でエリア状況を詳しく把握

ファルマスタッフは、日本調剤グループが運営する転職サイトで、25年以上の薬剤師転職支援実績があります。日本調剤グループならではのネットワークを活かし、調剤薬局や病院の内部事情に詳しいのが特徴です。

地域密着で展開しており、エリアごとの状況を詳しく把握しています。正社員だけでなく派遣・パートの求人も豊富なため、ライフスタイルに合わせた働き方を提案してくれます。

病院やドラッグストアなどの調剤薬局以外の求人も見つかりやすく、幅広い選択肢から自分に合った職場を選べます。

サービス概要
求人数50,238件
得意領域調剤薬局、ドラッグストア、病院、企業
対応地域全国
運営会社株式会社メディカルリソース
公式サイトhttps://www.38-8931.com/
※2026年1月時点

関連記事:ファルマスタッフの評判は?派遣でも使える?口コミから実態を調査!

お仕事ラボ|働き方にこだわりたいなら

お仕事ラボ
【お仕事ラボの特徴】
  • 親会社アイセイ薬局が調剤薬局を運営、業界事情に精通
  • 5年後、10年後を見据えた長期的なキャリアプラン相談
  • 20年以上の転職支援実績を持つコンサルタントが在籍
  • 求人を出していない企業にも売り込んでくれる

お仕事ラボは、薬剤師に特化した転職支援を20年以上続けるコンサルタントが、条件やスキル、やりがい、転職理由など徹底ヒアリングしてマッチングしてくれる信頼性の高い転職エージェントです。

専任コンサルタントが時間をかけて、5年後、10年後のライフプランやキャリアプランに合った転職支援を実施し、入社後のフォローまで丁寧に対応してくれます。

さらに、求人を出していない企業に、コンサルタントが直接売り込みをしてポジションを作ってくれるため、選択肢を最大限広げて転職活動ができ、納得のいく転職がしやすくなるでしょう。

サービス概要
求人数14,025件
得意領域調剤薬局、ドラッグストア、病院・クリニック
対応地域全国
運営会社株式会社AXIS
公式サイトhttps://www.oshigoto-lab.com/
※2026年1月時点

関連記事:お仕事ラボの評判を徹底解説!利用するメリット・デメリットとは

レバウェル薬剤師|豊富な求人数とスピーディーな対応が強み

レバウェル薬剤師
【レバウェル薬剤師の特徴】
  • 取引医療機関数14,000件の豊富な求人数
  • 年間4,000件の訪問でリアルな職場情報を入手・共有
  • 電話・LINEなど相談方法を選べる
  • 医療・福祉・ヘルスケア業界に特化したレバウェルが運営

レバウェル薬剤師は、医療・福祉・ヘルスケア業界に特化したレバウェルが運営する転職エージェントです。取引医療機関数は14,000件と業界最大級で、幅広い選択肢の中から求人を選べます。

年間4,000件の事業所・病院訪問や、数千人の派遣稼働者からのリアルな職場情報を入手し共有してくれるため、入社後のミスマッチを防げます。

電話やLINEなど相談方法を選べるため、忙しい人でも空き時間で手軽に転職活動を進められ、連絡の煩わしさを感じずスピーディーな対応も魅力です。

サービス概要
求人数4,787件(非公開求人含む)
得意領域調剤薬局、ドラッグストア、病院、企業
対応地域東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、兵庫、愛知、静岡、福岡、広島
運営会社レバウェル株式会社
公式サイトhttps://levwell-yakuzaishi-agent.jp/lp/1/
※2025年5月時点

転職サイトを利用した人の体験談

本章では、実際に転職サイトを利用して転職を成功させた人の体験談を紹介します。

【アンケート概要】
調査期間:2025/4/23 ~ 2024/4/30
調査対象:転職サイトを利用して製薬業界の転職を成功させた人の体験談
調査方法:インターネットによる調査
※ユーザーアンケートより抜粋

回答者
愛知県の30代男性

製薬業界の経験あり
中小の医薬品卸会社で営業職として勤務していましたが、より専門性の高い仕事に挑戦したいと考え、転職を決意しました。
転職時の年齢30代後半
内定にかかった期間3か月
利用した転職サイトファーマキャリア
医薬専門エージェントとして、業界知識が非常に豊富で、特にMSLやCRAなどの専門職の求人を多数扱っていました。
担当の方も製薬業界出身者が多く、業界特有の事情や選考プロセスを熟知しており、的確なアドバイスをいただけました。
リクルートエージェント
大手総合型エージェントとして、製薬業界の求人も幅広く扱っていました。
大手企業とのコネクションが強く、公開されていない非公開求人も紹介してもらえました。
転職サイトを利用してよかったこと私が転職エージェントを利用して良かった点は、専門性の高い製薬業界の求人情報を豊富に持っている点と、業界知識や選考プロセスに精通したキャリアコンサルタントから的確なアドバイスをもらえた点です。
自分一人では知り得ない情報や対策を提供してもらったことで、効率的に転職活動を進めることができました。
転職サイトを利用して残念だったことエージェントによっては、求人情報の詳細が不明確な場合があり、応募前に自分で確認する必要がありました。
また、担当者との連絡がスムーズにいかないこともあり、不安を感じる場面もありました。
年収の変化大幅に増加

上記の男性は大手の転職エージェントと、製薬業界に特化した転職エージェントを併用していることがわかります。このように転職エージェントを併用し、効率よく転職活動を進めるのはおすすめの方法です。

業界に特化した転職サイトで自分に合った求人を探し、大手サイトの充実したサポートを受けるなど、使い方を工夫することで理想の転職を実現できる可能性が高まります。

薬剤師向け転職サイト・エージェントを最大限に活用するためのコツ

薬剤師向けの転職サイト・エージェントに登録しただけで満足していては、良い転職は実現しにくいです。

転職サイト・エージェントは、以下のことを実践することで最大限有効利用することが可能になります。

具体的にどのようなアクションをすれば良いか詳しくご紹介していきます。

コツ1:複数のサイトに登録し、アドバイザーと求人を比較する

薬剤師向けの転職サイト・エージェントを1社だけの情報に依存するのはリスクがあります。最低でも2〜3社に登録して、情報を多角的に得ることが重要です。

転職サイト・エージェントを複数登録することで以下のようなメリットが得られます。

【転職サイト・エージェントを複数登録するメリット】
  • 独占求人・非公開求人を網羅できる
  • 求人を比較検討でき選択肢が広がる
  • 担当者の質を比較できる
  • 担当者と相性が悪い場合のリスクヘッジになる
  • 多角的な自己分析が可能になる

転職サイト・エージェントに複数登録することで、面談の回数は増えますが、複数のアドバイザーと話すことで、「この人の提案は的確だ」「この人は業界知識が浅い」といった違いが見えてきます。

それにより、自分と最も相性の良いキャリアアドバイザーと出会えるようになるでしょう。

コツ2:「薬局・病院・企業のどれが軸か」を明確にする

薬剤師のキャリアは多様なため、「どこで何をしたいか」というキャリアの軸を自分の中であらかじめ明確にすることが重要です。

軸が曖昧なままだと、以下のようなデメリットが生じ、転職活動がスムーズに進みません。

【キャリアの軸が曖昧で起こるデメリット】
  • キャリアアドバイザーが的確な求人を紹介しにくくなる
  • 転職活動をするに連れてキャリアの方向性が変わる
  • 転職後にミスマッチを起こしやすくなる

もし迷っている場合は、キャリアアドバイザーに「調剤薬局と病院で迷っている」と伝え、キャリア相談から始めるのが良いでしょう。プロの視点から、それぞれのメリット・デメリットを教えてもらえます。

コツ3:売り手市場でも油断せずに情報収を入念に行う

薬剤師は売り手市場と言われますが、求人数が多いからといって油断すると、入社後に「こんなはずじゃなかった」と後悔するリスクが高くなりやすいです。

「転職しやすい」ことと「満足のいく転職ができる」ことは別問題です。

内定が決まったところに安易に入職を決めるのではなく、しっかり情報収集をして「自分とマッチする環境」を見極めるようにしましょう。

【ミスマッチを防ぐために必要な情報】
  • 職場の雰囲気はどうか(アットホームか、ビジネスライクか)
  • 人間関係は良好か(スタッフの定着率は高いか)
  • 実際の残業時間はどれくらいか(求人票の「残業月10時間」は本当か)
  • 処方箋枚数と薬剤師の人数バランスは適切か

上記のようなリアルな情報を、キャリアアドバイザー経由で積極的に収集しましょう。「見学は可能ですか」「過去に転職した方の感想を聞けますか」と遠慮なく質問することが大切です。

コツ4:希望条件は優先順位をつけて伝える

年収、勤務地、休日、業務内容など、希望条件をすべてリストアップし、「絶対に譲れない条件」と「できれば叶えたい条件」に分けましょう。

先述しましたが、薬剤師は「売り手市場」と言われており、選択肢が広いです。軸がブレて入社後に後悔しないためにも、希望条件は予め整理しておきましょう。

【希望条件の整理例】
優先度条件具体的な内容
優先度条件具体的な内容
絶対条件年収最低550万円以上
(子どもの教育費のため)
絶対条件勤務地〇〇市内
(通勤1時間以内)
希望条件休日週休2日が理想だが、土曜半日勤務でも可
希望条件業務内容在宅医療に関われると嬉しい
絶対NG立地内科の門前薬局

優先順位を明確に伝えることで、アドバイザーが求人を探しやすくなり、紹介のミスマッチが減ります。

ただし、100%理想の求人は少ないため、どこを妥協点とするか自分の中で決めておくことが、スムーズな転職活動の鍵となります。

薬剤師の方から転職サイト・エージェントに関するよくある質問

薬剤師向けの転職サイト・エージェントへの登録前に、多くの薬剤師が抱く疑問や不安を先回りして解消します。

Q1. 薬剤師向け転職サイト・エージェントは本当にすべて無料で利用できますか?

転職したい薬剤師の方の利用は完全に無料です。

転職サイト・エージェントは、採用が決まった際に企業や薬局から成功報酬を受け取るビジネスモデルです。

そのため、薬剤師は登録料、相談料、内定後の手数料など、一切の費用をかけずに利用できます。

Q2. 薬剤師向け転職サイト・エージェントに登録したら転職活動がバレることはありませんか?

薬剤師向けの転職サイト・エージェントでは個人情報管理が徹底されており、本人の許可なく企業に情報が伝わることはありません。

個人情報保護法に基づき、転職サイト・エージェントは厳格な情報管理を行っています。また、多くのサイトでは「現在の勤務先をブロックする」機能があり、今の職場に情報が流れないよう設定できます。

在職中でも安心して利用できるため、まずは情報収集から始めてみるとよいでしょう。

Q3. 薬剤師の転職は直接応募の方が有利になるって本当ですか?

結論から言うと、ケースバイケースです。薬剤師の場合は、直接応募が有利な場合と、転職サイト・エージェント経由が有利な場合があります。

すでに応募先が決まっていて、採用コストを気にする中小規模の職場なら、直接応募が有利な場合もあります。

一方、人気の求人や高待遇求人は応募が殺到しないよう、非公開求人で薬剤師を募集しているためエージェント経由が有利です。自分の状況に応じて、使い分けるようにしましょう。

Q4. 転職する気はまだないのですが、情報収集だけの利用も可能ですか?

もちろん可能です。

多くの薬剤師向けの転職サイト・エージェントが「まずは相談だけ」「良い求人があれば」という段階での登録を歓迎しています。

キャリアアドバイザーとのキャリア相談は、自身の市場価値を知る良い機会になるでしょう。相談したからといって、必ず転職しなければならないわけではないので、気軽にまずは登録するのがおすすめです。

Q5. 登録後の退会は簡単にできますか?

はい、各公式サイト、登録後のマイページから簡単に手続き可能です。

多くのサイトでは、マイページから退会ボタンを押して、必要事項を入力するだけで退会手続きが完了します。 しつこい引き止めなどはありません。合わないと感じたら、遠慮なく退会して問題ありません。

「薬剤師は転職サイトを選ぶな」ではなく「賢く選んで活用」しよう

「薬剤師は転職サイトを選ぶな」という言葉の背景には、しつこい連絡や希望と合わない求人紹介など、一部のサイトや担当者の問題がありました。しかし、これらは正しい選び方と使い方で対策可能です。

薬剤師向けの転職サイト・エージェントを賢く活用すれば、非公開求人への応募、キャリア相談、条件交渉の代行など、多くのメリットを得られます。特に働きながらの転職では、時間と手間を大幅に削減できます。

特に薬剤師には信頼性も高く、サポート体制に定評のある以下の5社の転職サイト・エージェントがおすすめです。

サービス名こんな人におすすめ
マイナビ薬剤師初めての転職で何から始めればいいかわからない人
アドバイザーと直接会ってじっくり相談したい人
多くの求人を比較検討したい人
薬キャリエージェント年収アップを第一に考えている人
できるだけ早く転職活動を進めたい人
自分の希望条件を少しでも叶えたい人
ファルマスタッフ病院薬剤師への転職を希望する人
派遣・パートなど柔軟な働き方を求める人
地域密着型のサポートを受けたい人
お仕事ラボ長期的なキャリアプランを相談したい人
入社後も継続的なサポートを受けたい人
できる限り自分とマッチした求人に出会いたい人
レバウェル薬剤師できるだけ多くの求人を比較検討したい人
リアルな職場情報を事前に知りたい人
LINEで手軽に相談したい人

薬剤師にとって転職は人生の大きな決断です。「選ぶな」という言葉に惑わされず、信頼できるパートナーを見つけて、満足のいくキャリアを実現させましょう。

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CAREER UP STAGE編集部

運営者情報

キャリアアップステージ」は、有料職業紹介事業許可番号13-ユ-313782)の厚生労働大臣許可を受けている株式会社アシロが運営する転職メディアです。当メディアは「コラムガイドライン」に基づき運営しています。また、サイト内で紹介している転職支援サービスは「ランキング概要」等を基準に選定・評価しています。
会社名 株式会社アシロ(ASIRO Inc.)
2021年7月20日 東証グロース上場(7378)
URL https://asiro.co.jp/
本社所在地 160-0023
東京都新宿区西新宿6丁目3番1号
新宿アイランドウイング4F
法人番号 9011101076787
設立日 2009年11月
代表者(代表取締役社長) 中山博登
主な事業内容 HR事業、インターネットメディア事業(リーガルメディア、派生メディア)、少額短期保険事業
許認可 有料職業紹介事業(厚生労働大臣許可 許可番号13-ユ-313782)
グループ会社 株式会社アシロ少額短期保険
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CAREERUPSTAGE編集部

転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。

エージェント診断
DIAGNOSE
目次
  1. 「薬剤師転職サイトは選ぶな」は誤解
  2. 薬剤師は転職サイト・エージェントを「選ぶな」と言われる6つの理由
  3. 薬剤師が転職サイト・エージェントを使わないデメリット
  4. 転職サイトやエージェントを使った方がいい薬剤師の特徴
  5. 転職サイトやエージェントを使わない方がいい薬剤師の特徴
  6. 転職サイト・エージェントを使わない場合の転職方法
  7. 薬剤師が選ぶべきではない転職サイト・エージェントの4つの特徴
  8. おすすめの薬剤師向け大手転職サイト・エージェント5選
  9. 転職サイトを利用した人の体験談
  10. 薬剤師向け転職サイト・エージェントを最大限に活用するためのコツ
  11. 薬剤師の方から転職サイト・エージェントに関するよくある質問
  12. 「薬剤師は転職サイトを選ぶな」ではなく「賢く選んで活用」しよう
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